夢鯨工楽部イベント情報

夢鯨工楽部 イベントの結果


貝人大博覧会 検見川の浜で 貝しらべ、貝人づくり 1日目
2013年10月12日(土)
本日の来場者:16名、貝しらべ:3名、貝人づくり:4名
本日の来場は、午前中の一部に集中していました。その時の貝人づくりの模様です。
(写真:カンイトウ氏撮影)
カン氏の貝しらべ(いなげの浜[全域]9/22x2+9/28)
これぞ、いなげの浜という感じです。
特徴的な13万年以上前の化石である、エゾタマキガイが非常に多く見られます。
そして、やはり人工海浜の中ではほとんどいなげの浜でしか拾えない(それもあまり拾えない)ウソシジミが混ざっていました。
この日は、逆に他の人工海浜では普通に拾えるのにいなげの浜ではあまり拾えないシラスナガイが入っています。
そして、アカガイの仲間で筋の数が38本前後(アカガイは42本、サルボオは32本)のサトウガイも入っていました。サトウガイは、本来は外洋性の貝なので東京湾内では生きているものではありません。しかし、私の数年の貝拾いの結果や、持込の貝しらべでも年に数回生きている、もしくは生きていた痕跡のあるサトウガイが見つかります。
千葉県立中央博物館の黒住先生の話では、外来種の可能性があるということですが、確証がないためサトウガイに分類しているとのことです。
ラベルは、黄色:人工海浜で生きている、青:埋立てで持ち込まれた(または生息が確認できていない)、赤:外来種となります。
貝人大博覧会 検見川の浜で 貝しらべ、貝人づくり 2日目
2013年10月13日(日)
本日の来場者:59名、貝しらべ:10名、貝人づくり:7名、標本づくり:2名
今日は、マテガイ採りの達人、通称「まてがいゴロー」さんが浜で営業してくれたおかげで、貝しらべが多くなりました。

そして、いきなり15人の団体さんが来場。千葉市美浜区公園緑地事務所主催の自然観察会のコースに入っているとのこと。
ちょっと驚きましたが、ありがたいことです。
親子で釣りに来た女の子が、貝や化石も興味があるとかで、何度も足を運んでくれました。
また、7月に来場しフルセット実施したヨット部の中学生が、おきっぱなしにしていた貝人を取りに来ました。
なんと、その後神奈川に引越ししてしまったそうです。
今日も、前回同様貝人の材料を拾ってきてくれたので、その中から、貝標本を作ってもらいました。
カン氏の貝しらべ(10/13:検見川の浜[稲毛側])
似て非なるもの
アラムシロとムシロイガイ。
トクサガイとイボヒメトクサ。
ムラサキイガイとミドリイガイ。
コロモガイとアカニシの幼貝。
ウミニナ、ホソウミニナと、イボウミニナ、更にヘナタリ(もしかすると、ウミニナかも)。
ツメタガイ、ハナツメタとエゾタマガイ。
ヌノメシャジクとチビシャジク。
面白いですね。
ラベルは、黄色:人工海浜で生きている、青:埋立てで持ち込まれた(または生息が確認できていない)、赤:外来種となります(※写真2のアカニシのラベルは黄色の間違えです)。緑は、貝ではありません。
検見川の浜(稲毛側)の貝拾い
2013年10月12〜13日
10/12イベント終了後に採取
久しぶりのキンチャクガイや、立派なトガリクダマキなど
左:クダタマの一種(同定依頼予定)、右:スカシガイ
左:おそらくスダレモシオの幼貝、右:オダマキとヒメゴウナ
いっかいひとごみ運動の成果(自転車の鍵のようなものは、一応管理事務所に預けました。)
10/13イベント中に娘がチョチョッと採取
おそらく、サガミイトカケ